僕はとある飲食店の店長です。
毎日毎日人手不足に悩んでいます。
上司からの圧はすごいし、勤務時間が長い割に給与が安い…
他の飲食店も同じなのかな?
こんな毎日が続くと思うと正直辞めたいです。
今すぐ辞めて、同じ飲食店でも良いからホワイトな企業に転職したいな。
そんな悩みを抱える方は多いでしょう。
僕は現在、年間1000件を超える某大手メーカーのweb広告、改善提案などのコンサル業務を行うチームのリーダーとして活動中です。
今でこそ転職に成功してIT企業で働くという1つの目的を達成しましたが、数年前までは全くの畑違いである飲食店で9年間勤務。
会社倒産により突如転職を余儀なくされましたが、現在は上場企業のグループ会社でマーケティング業務を中心に日々奮闘中です。
そんな経験を元にお話ししていきますが、先にお伝えしたいことは、悩みすぎて後戻りできなくなる前に別の会社に転職できる手段はいくらでもありますし、世界は広いので辞めたいのであれば逃げちゃってOKということです。
そしてこちらの記事ではそんな悩みを解決するための転職方法をご紹介します。
もし辛い、辞めたい、店に行きたくない…そんな気持ちで悩んでいるのであれば、いっそ時代に合ったホワイトな飲食店、もしくはホワイトな異業種に思い切って転職することをおすすめします。
会社の方針は僕たちなんかじゃ変えられませんので、思い切って転職エージェントに相談して転職への一歩を踏み出してみましょう。
※今回ご紹介する転職エージェントはとても便利な転職方法の1つです。後ほど解説しますが、すぐに知りたいという方は「»実体験:職種別おすすめの転職サイトと転職エージェント」をぜひ参考にしてみてください。
実体験:人手不足が辛くて辞めたい…ホワイト企業に転職する方法をご紹介
飲食店から転職するパターンとして
- 飲食店から飲食店へ転職
- 飲食店から異業種へ転職
という感じですね。
異業種への転職となるとその分野の勉強が必要です。
※僕の場合は飲食業界に9年いたのでかなりのアナログ人間でしたが、転職成功のコツに加えて専門分野の勉強を少し頑張ることで数ヶ月でIT企業へ転職できました
もちろん異業種への転職は大変かもしれませんが、転職を成功させるコツを知っておけばかなり有利に進められるのでおすすめです。
※ヒント:転職エージェント
飲食店の正社員は正直辛いです
飲食店の正社員が辛い理由は下記の通り。
- 圧倒的な人手不足
- 一般的にパワハラやいじめが多いとされる人間関係
- 休日出勤が多く、土日祝日は休めない
- 学生アルバイトに左右されがちでストレスが溜まる
- 激務で拘束時間が長い割に給与が低い
- クレーム対応が多く、居酒屋業態になると酔っ払いの対応が大変
- 転勤や移動が多い企業が多い
とにかくいろんなことに左右されがちな飲食店の正社員は辛いと思っている方が8割、残り2割は若干洗脳され気味で辛いことに気づいていないことが多いです。
他の職種と比較してもブラックな部分が良くわかります。
離職率は高く、労働時間は長い、有給取得率は圧倒的に低く年収も低い…
詳しくは「»【実体験】30代で飲食から他業種への転職は簡単です+おすすめの方法」でご紹介しています。
もちろん外食産業、飲食店にもホワイトな会社もあります。
まずはホワイトな飲食店に転職する方法をご紹介しましょう。
飲食からの転職を失敗しないためのコツ
飲食からの転職を失敗しないためのコツはホワイトな企業に転職する→ホワイト企業を見つけるということに他なりません。
ただ、いくらすぐに辞めて転職したいとはいっても、これまでずっと飲食業界にいた方にとっては異業種への転職はかなり勇気がいるもの。
まずはホワイトな飲食店への転職方法をご紹介します。
ホワイトな飲食店とは?
ホワイトな飲食店というのはその名の通りブラックではないホワイトな飲食店。
人手不足で悩まず、アルバイトに左右されず、週休2日、ボーナスあり、福利厚生も充実…
飲食店にとっては夢のようですね。
ホワイトな飲食店の特徴を挙げると下記の通り。
- 年収が適切
- 残業が無い、もしくは少ない
- 福利厚生が充実
- 離職率が低い
- 社内の雰囲気が良い
- キャリアアップが適切
少なからず以前飲食業界にいた頃の僕にとっては、こんな世界は夢ですね。
※現在がホワイトすぎて驚愕しています。
ホワイトな飲食店ってあるの?
もちろんホワイトな飲食店はあります。
休みもちゃんと取れて、お金も働いた分だけ貰えます。
福利厚生も充実しておりもちろん人手不足にも悩みません。
※人手不足に悩むのは、利益が薄いことからくる様々な要因が根本的な理由であることが多いです。
ブラックとホワイトの根本的な差はその経営方針にあります。
ブラックはお客様第一主義、ホワイトはお客様もスタッフも対等。
ブラックは利益率が低く、ホワイトは利益率が高いです。
時代は少子化と言われてだいぶ経ちますよね。
いち早く先を見据えてきた経営者により時代にマッチしたビジネスモデルを確立している飲食店も増えてきています。
そんな飲食店が持つ特徴はオリジナル色が強いということ。
他が真似しにくい差別化したビジネスモデルを確立した飲食店がホワイトの傾向が強いです。
※飲食業界でホワイトへの移行に成功している企業もたくさんあります。転職ステーションでは飲食業界の業態ごとに年収ランキングや平均勤続ランキングなどの統計を出しているので参考にしてみてください。
ホワイトな飲食店に転職する方法
1番のオススメは飲食業界に特化した「転職エージェント」を利用することです。
転職エージェントとは人材紹介サービスのことで利用するメリットは
- プロの視点からのアドバイス
- 面接などのサポート
- 条件の良い最適な非公開求人
となります。
僕が転職する際もプロのアドバイスを受けました。
その際に全く出回っていなくて、業界では有名な企業も紹介されたので驚きでしたね。
さらに飲食業界に特化した転職エージェントが数社あるので、求人サイトに無いような情報や実際の現場の状況なども教えてくれるでしょう。
転職エージェントの利用は無料なのでぜひ早速登録してみてはいかがでしょうか?
飲食から異業種への転職方法と転職しやすい時期
まず飲食から異業種への転職はコツがいると同時に難しい部分もあります。
実際、異業種からは「誰でもできる仕事」だと思われていることが多いので転職先へのアピールの仕方を考えなければいけません。
また、転職する際にはブラックだからこそ劣悪な引き止めを受けるのでその対策を考えておく必要もあります。
飲食から異業種への転職を成功させるためのコツ
飲食業界から異業種への転職を成功させるためのコツはもちろん転職エージェントを利用するということです。
転職エージェントとは転職のプロであるキャリアアドバイザーが在籍しており、面接サポートから書類審査に通りやすい職務経歴書の書き方、非公開求人の紹介や会社との条件交渉まで多岐にわたってサポートしてくれます。
※転職時期は12月がチャンス。新体制が組まれることの多い12月はライバルも少なく内定がもらえる可能性が高いです。
転職エージェントに時期なども相談することでより一層有利に転職を進めることができるのでとりあえず登録しておくのも良いかもしれませんね。
ぜひこちらの記事「»実体験:職種別おすすめの転職サイトと転職エージェント」を参考にしてみてください。
ブラック企業の見分け方・特徴
そもそもブラック企業とはどのような特徴があるのでしょう。
ブラック企業とは
①労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
という特徴を持った会社のことです
ブラック企業は特に飲食業や宿泊業に多く見られますね。
一人当たりの生産性が低いので長時間労働になるパターンが多いです。
また、僕の勤めるIT企業も志望する人が多く人気があるため、低賃金で雇われるパターンも多いようですね。
ブラック企業の見分け方としては下記の通り。
- 無駄に待遇が良い
- 賞与、勤務時間などの細かい部分が曖昧or不足している
- 現場の状況が見えてこない
- アットホームさややりがいを強調している
- 常に募集をかけていたり、採用条件がゆるい
僕の経験上、アットホームさややりがいを強調しているような会社は危険です。何も特徴が無い会社はそうやって募集しますので。
※もし気になる求人があれば転職エージェントに相談することで現場の情報が分かることもあるのでおすすめ。注意すべきは転職エージェントから勧められた求人も慎重に吟味すること→転職エージェントの情報を別の転職エージェントでも活用すると保険になって有効です。
転職エージェントを活用してブラック企業を見極めて効率よく有利に転職しよう
飲食からのおすすめの転職先
結論は、いやでも培われるコミュニケーションスキルを使える職種がおすすめです。
例えば
- 営業
- 人材関係
この辺りは対人スキルがかなり重要なのでおすすめ。
また、
- 事務
- 介護職
- WEB広告
この辺りもおすすめですね。
専門的な知識が比較的必要のない事務、もしくは近年需要が増している介護職やWEB広告業界です。
事務や介護職はちょっと…という方はWEB広告をおすすめします。
僕もそうでしたが、入社してからスキルを学んでいく会社が多いようなので未経験でも比較的採用されやすいと感じます。
※実際僕は未経験でしたが、急募していたところにサクッと紛れ込んだ感じです
WEB広告やWEBマーケティング、IT企業に興味がある方はこちらの記事「»IT企業にオススメの転職サイトと転職エージェント」でもまとめているのでぜひご覧ください。
転職エージェントとは転職のプロであるキャリアアドバイザーが在籍しており、面接サポートから書類審査に通りやすい職務経歴書の書き方、非公開求人の紹介や会社との条件交渉まで多岐にわたってサポートしてくれます。
結果、飲食店を辞めてよかった…
結果、飲食業界を辞めて良かったです。
僕は9年間の飲食業生活を倒産という形で突如失い、転職を余儀なくされました。
自分の力の無さに情けないし悔しいしで涙したことを覚えています。
現在勤める会社は僕個人としてはかなりの優良企業だと感じています。
将来性もあると思っています。
ですが、そんなことよりもITという世界を知ることで多くの可能性に気づき挑戦できる考え方になれたことが飲食を辞めてよかったと心から思える理由ですね。
もちろん頭の良い人は飲食しながらでもできたんでしょうが、僕はそんなに器用じゃないので。
実体験:人手不足が辛くて辞めたい…ホワイト企業に転職する方法をご紹介 まとめ
僕が当時本当に大変だったなと思うのが人手不足です。
これができてないと営業がうまくまわらないのでバイトの子に対しても気を使ったりお客様にも気を使って、時々意見する上司にも気を使って…どれだけ気を使えば良いんだよって感じでしたね。
飲食店を人手不足が辛くて辞めたい気持ちはとても分かります。
これが毎日続くのかと思うとストレスも増えて余裕がなくなり悪循環です。
これをきっかけに一度転職を考えてみるのもありかなと思いますよ。
条件の良い別の飲食店への転職はもちろん、異業種への転職もOK。
今すぐにでも転職したいのであれば転職エージェントにとりあえず登録してみたら良いし、今の会社を辞めづらいのであれば流行りの退職代行を使っても良いでしょう。
とにかく一歩踏み出してみてください。
日本人は踏み出せない人が多いので。
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