僕は飲食業界で働いています。
飲食業界ってつくづくアナログだなぁって思うんですが、みんなどう思ってるんだろう。
飲食業界に未来はあるのかな。。
僕が飲食業界で働いていた頃に結構抱えていた悩みがこれだったんですが、飲食店って大変なばかりで利益が薄いので、将来に不安を抱えながら仕事してる人って多いと思うんですよね。
独断と偏見ですが、飲食業界で働くきっかけは、接客が好き、料理が好き、人と人とのリアルなコミュニケーションが自分に合ってる、そんな爽やかな理由が2割。あと8割は「なんとなく」じゃないかと思っています。
なんとなく入った部活や大学、会社もそうですね。なんとなく始めてしまうとそのうちやりがいや目標がもてずに辞めたくなります。なんとなくバイトの延長で、なんとなく働けそうかな、なんとなくやりたいこともないし‥
全ての飲食企業を否定するわけではありませんが、人生に目標の無い人たちが多く働いてる気がしています。じゃないと、基本的に薄利多売でブラックな労働状況、給料も安い‥そんなつらい業種で馬車馬の如く働くはずがありません。
と、偉そうに言ってる自分も、気づいたら9年程飲食業になんとなく携わっていたので、特に辞めたくなった最後の3年は完全に思考停止で、ただただ毎日が過ぎていく人生でした。
負け組から抜け出せない
負け組から抜け出せないグループは、小さい世界の中で愚痴ばっかり言ってるので格差は広がるばかり。
当時の僕と同じように悩める人が日本中にいることは間違い無いと思っています。特に20~30代でこの泥沼にハマりかけてる方は一度冷静に考えるのが良いかと思いますし、選択肢を広げられるように多くの情報を得る必要があります。
一流の調理法や接客業を学んで「将来に活かす」っていう高い目標がある方は、ぜひそのまま続けた方が良いし、デジタルな思考をもつ経営スキルの高い経営者もたまにいるので、そんな経営者の元で働けるなら将来性を感じつつ、素晴らしいスキルや知識を学ぶこともできるでしょう。
ただ、飲食は基本アナログな業界なので、思考停止でこの業界にい続けると時代に取り残される可能性が高いです。僕の場合、辞めたいと思って3年ほど経った時に会社が倒産したので強制的に辞めることになりましたが、この思考停止期間が非常にもったいなかったなと。
IT無知は確実に人生詰みます
インターネットが当たり前の時代に、まだまだインターネットって何?美味しいの?そんな感覚の方は意外と少なくないです。恥ずかしながら僕もそうでしたwというか、僕だけではなく、当時の僕の周りもそうだったので、ITオンチがITオンチを集めて同じようなITオンチ集団を形成していたので、おそらく大変なネット格差ができてしまってましたんだと思います。
飲食業を辞めたい予備軍は飲食従事者の約8割はいるんじゃないかと思っていて、多分ほぼみなさんが飲食業界のアナログさに嫌気がさしてるんじゃないかなーと勝手に思っています。
飲食業界を辞めたくなる根本的な理由は「アナログ経営者」存在です。デジタルやIT無知、美味しいものを出せば客は寄ってくる!的な思考停止状態の経営者は多分めちゃくちゃ多いです。
コロナ禍でソーシャルディスタンスが叫ばれ出したことをきっかけに、ちょっとだけITをかじってみようかな‥ぐらいで、今だにキャッシュレスに嫌悪感を抱いてる始末。ITを使って色んなビジネスができることももちろん知りませんし、そんな情報がどこのあるのかすら分からないでしょう。
»ITから遠ざかるほど人生詰みます〜まだ会社のために働いてるの?〜
とりあえずまとめますが、
なんとなく始めてしまった社会人生活のつけは必ず自分に回ってきて、その期間が長ければ長いほど「つけ」は肥大化しますし、飲食業界こそそのつけが最も回ってきちゃってる業界だと思えてなりません。
飲食業界を飛び出て今思うのは、所得格差が激しいな日本。。ってことです。利益を出している業界と利益が出せず苦しんでる業界の差が激しすぎて恐怖すら感じます。
僕らにできることは、思考停止しないように多くの情報を謙虚に受け入れて学び続けましょう。そして広い視野を持つように心がけて、少しずつでも良いので時代と共に成長し続けること、です。
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