僕は何の特徴もない平凡な学生で、親のおかげでお金にもあまり困ってなかったので何の不自由もなく学生生活を送っていました。
部活も勉強も適度に頑張ってはいましたが、特にやりたいことも見つからずなんとなく大学に進学。
大学に入って間もなく、つまらなさとこの生活を4年も続けるのか‥という気持ちで完全に心が折れてしまい、大学生活1年目ですでに海外逃亡の計画を水面下で行っていました。
そんな中、ワーキングホリデービザというビザを取得することで、海外でバイトしながら1年間生活できるという事実を知ったわけですが、親が退学を許してくれるわけもなく、そのままグダグダな4年の月日が流れました。
四年生では基本みんな就活を始めたり、早い友人はすでに内定が決まっていたり。
卒業するまで僕は結局将来のビジョンを全く描けず、就活する理由が分からなかったので、かねてからの夢であった海外逃亡を成し遂げたわけです。
海外がどうのこうのではありませんでした
結論、海外はそれなりに楽しかったし勉強にもなりました。でも、帰国して思ったことは、逃亡した1年はただ現実逃避しただけで完結したなと。
そこでふと思いましたよ。
やりたいことがないから海外に逃亡するって言ってたのって、もしかしたら「就活」から逃げたかったからなんじゃね?
社会人になるのが怖くて逃げたんじゃね?
って。
もう多分、確実にこれです。
白状します。
現在転職や就職活動を考えている方にお伝えしたいことは、転職や就活をゴールにするのは無意味ってこと。
とりあえず就職して結局自分に合わずに病んじゃってる人はたくさんいるので遅かれ早かれ結局逃げます。
転職や就職をゴールに考えず、あなたの価値を徹底的に考え、世界ではどんな価値が必要とされているのか考えてください。
やりたいことが見つからないのは、やれることが少なすぎるから
僕は学生の時、やりたいことってみんな何なの?どうやったら目標が見つかるの?
そんなことばかり考えていたので自分に何ができるか、自分の価値なんてことは考えたこともありませんでした。
なので、やりたいことが見つからない人は
自分って何ができるんだろう?
自分にこんなことができたら、あんなことができそう‥
みたいに、自分のスキルや思考、価値を成長させる努力を一度やってみることが良いです。
大学時代の僕は、やりたいことがないって言ってばかりで将来の価値に繋がらないようなバイトで小遣い稼いだり、毎週誰かの家で宅飲みして翌日学校サボったり。
つまり、やりたいことがないっていう思考になるのは原因があって、それは下記2つ。
- やれることが少ない
- 本当はやれるのに諦めてる
やれることが少ない
学生時代にやれることなんてたかが知れてますね。適当なバイトで日々を費やしたり、飲んでばかりじゃやれることが増えるはずがありません。
ブログなんて無理だしプログラミングなんて無理だし英語も無理だし動画編集も無理‥所詮学生なんてスキルなんてなくて、あるのは義務教育で暗記させられたわずかな記憶だけです。やれることがないのに、やりたいことなんて見つかるはずがないですよね。
もしプログラミングができるなら、出会い系マッチングアプリ作ってダイゴみたいに荒稼ぎして好きな服買って、どこぞの南国リゾートでリモートワークしたいって夢見ますからね。
本当はやれるのに諦めてる
例えばアプリ作りたい、美容師になりたい、映像クリエイターになりたい‥と思ってもどうやって達成するか分からなくないですか?
アプリ作りたいならプログラミングを学べば良いし、美容師や映像クリエイターなら専門学校。。
ぐらいなら誰でも分かりますが、プログラミングってどうやって勉強するの?専門学校ってどこがいいの?お金は?高いのはちょっと‥
となってハードルの高さを感じて諦めます。
つまり、やりたいことがあっても確実に到達できる補償がないし、到達するための情報を効率よく得ることが難しかったりするので、やりたいことをやる方法なんてざっくりとしか分かってないし、勝手に自分でハードル上げて諦める。
ここが諦める人と諦めない人の分岐点となりますが、正直お金が無くてもやる気さえあればネット上の有益な情報をかき集めることは可能な時代なので、勉強ならいくらでもできます。
本当はやれるのに、大変そうだなーって逃げてるだけです。
まとめ
就活が嫌で海外に現実逃避してフリーランサーとか憧れるそんな日常を夢見ていた身としては、正直かなり甘かったなと。
そもそも本業とは別に副業を始めて1年半経ちますが、自分で仕事探して稼ぐなんて相当大変なので、会社に入って安定した給料を貰った方がメンタル的に良いです。
月の収益50,000円でテンション上がってる場合ではありません。
副業を始めて思ったことは、自分自身のスキルや知識を成長させないと全く稼げないってこと。
学生時代にだいぶ勿体無い時間を過ごしてしまったけど、過ぎたことなので取り返しはつきません。
親とか先生に「後悔するよ」って言われて否定してたことをまさかの自分が同じことを堂々と発信してるという現実。。
最後に、オーストラリアでお金が無くてダーウィンの農家で寝泊りしてた時期がありますが、見渡す限り水平線に広がる畑から昇ってくるサンライズは、めちゃくちゃ神秘的で太陽がデカかった。
現実逃避して得られたものもありましたね。
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